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IoTとAIで巻き起こる「第四次産業革命」とは?

2019年12月22日

第四次産業革命とは、ドイツ政府が推進している国家プロジェクトであるインダストリー4.0を日本語訳したものを指します。インダストリー4.0は、デジタル化やコンピューター化を進めることで生産性を高めることを目的としており、2011年にドイツの見本市であるハノーヴァー・メッセで発表されたことで、世界中の国々へと広まっていきました。AIやロボットの発展によって生じる第四次産業革命は、これまで起きた産業革命よりも、社会構造や生活スタイルに大きな影響を与えるとも言われています。

第四次産業革命のキーワードは、IoTやAI、ビッグデータなどによる自律化です。IoTは、あらゆる製品がネットワークでつながれて、リアルタイムに情報通信が行われる仕組みのことです。現在でも、スマホと連携できる家電が登場していますが、IoT技術がさらに進むと、物流や医療、農業などこれまでインターネットとは関連性の低かった分野でも、インターネットと接続されると予想されます。さらに、相互に接続された製品はAIによって制御され、人間の手を借りずとも自律的に動作するようになると言われています。

また、IoTによって現在とは比較にならないほどの大量のデータ収集が可能となるため、これらのデータ間の相関性を見出すビッグデータ分析の重要性も大きくなるでしょう。高度に発展したAIによって、ビッグデータ分析を行えば、人間では発見できなかった相関性を見出すことができる可能性もあり、新たな価値創造につながることが期待されます。

IoTやAI、ビッグデータなどの発展が進み、新たな価値創造が生じることで、生活スタイルや社会構造に大きな変化が生じると言われています。例えば、IoTが普及することで外出せずとも買い物や仕事が可能となることや、外出先でも遠隔操作によって家電を動かすといったように、時間と場所を選ばずに様々なことができるようになるでしょう。

しかし、第四次産業革命によって、新たな価値創造が生じる一方で、衰退していく産業もあると言われています。これまでの産業革命でも、生活スタイルや社会構造の変化に対応できなかった産業の衰退化は生じてきましたが、AIやロボットが発展する第四次産業革命でも、同様のことが生じると考えられます。現在、後継者不足などの影響から第一次産業の衰退化が問題となっていますが、衰退が予測される産業では新たなシステムを導入して社会構造の変化に対応していくことが必須であると言えるでしょう。